別にtwitterでもばりばり更新しているし、都内にいると書いている僕が心配されるとは思ってないけど、一応書いておきます。
被災された方々については心からのお見舞いを申し上げます。
TVなどでもさんざん流されている情報ですが、注意喚起のためにこのブログでも改めて書いておきます。
情報の真偽について
地震から時間が経ち、デマが発生し始めています。災害の時に一番怖いのはデマと集団心理によりパニックが起きることです。テレビ・ラジオ・新聞などの信頼できる情報に基づいて行動してください。
信頼できるtwitterアカウントを示しておきます。
また、自分のアカウント、http://twitter.com/amamakoでも信頼できる情報を厳選して伝えています。
例え善意であっても、未確認情報・デマをネット上で流布することにより混乱が起き、結果として助けられる命を助けることができなくなります。特に不安を煽る「○○が危険!というような情報は、それが一次ソースからではない限り、絶対に流布しないようにしてください。
被災されている方へ
確認には災害伝言ダイヤルや、NHKの安否確認、googleの安否確認(http://japan.person-finder.appspot.com/)などをお使いください。
津波警報はまだ継続しているので、高台や3階以上のコンクリートなどのしっかりした建物に避難して、警報が解除されるまでは絶対に海・川・自宅などの様子を見に行ったりしないてください。現在必死で救助を行っていますが、下手に動き回られると逆に救助しにくくなります。また、余震にも注意してください。夜になっても照明などに直火を使うのは避けてください。一番怖いのは火事です。
原発関係で様々な情報が流れていますが、一番怖いのはパニックによる混乱です。テレビ・ラジオ・防災無線などの信頼できる情報を見聞きできるようにし、警察・消防・自衛隊・役所などの公的機関の指示に従ってください。一人の勝手な行動が全体に迷惑をかけます。
日本国全体が総力を挙げて、また世界の各国でもあなたを助けるために全力を尽くしています。どうか希望を持って、落ち着いて生き延びてください。
被災されてない方へ
今地震が起きていない地域の人も、日本は全ていつどこで大きな地震が起きてもおかしくない国です。持ち出し袋などの確認をしておいて、タンスなどが倒れてこないかどうかも確認。特に夜寝るときはタンスなどが倒れてこない部屋で、防災頭巾・ヘルメット・毛布など頭を守れるもの、そして底の厚い靴を身の回りに置くようにしておいてください。
地震が起きたら落ち着いて身の安全を確保、特に頭を守ってください。慌てて外に飛び出ると瓦・看板などが落ちてきて大変危険です。火の元確認は揺れが収まってから、行ってください。また、山・崖の近くに住んでいる人はなだれ・がけ崩れなどに十分注意して、場合によってはためらわず避難してください。特に普段と変な音・様子がしたら警戒してください。
現在様々な発電所が停止して電力の供給が足りなくなっている状況です。特に関東の人々は、夕方には電力が足りなくなるおそれがあります。電力が足りなくなると停電をしなければならなくなり、その場合医療用機器も停止してしまうおそれもあります。
何かできることはないかということで、献血をしようという人もいるかもしれませんが、献血については情報が錯綜しています。とりあえず現時点(2011年3月12日15時)での情報のまとめとしては、今は献血は十分。しかし現地への輸送手段が整っていない。一度献血したら数週間は献血できないので出来れば月曜日以降に改めて、そしてその後継続的に献血にきて欲しい。ということ(http://togetter.com/li/110720を参照)ですが、刻々と状況が変化しています。出来ればご自身で、最寄りの献血場所(http://www.jrc.or.jp/donation/)に電話で問い合せてください。
ボランティアなどは現時点ではまだ現地への輸送体制が整っていないため必要ないという意見が多数を占めています。拙速に行動して、逆に迷惑を掛けることがないようにしてください。これは援助物資についても同様です。阪神大震災の時は不要な援助物資が逆に現場に負担をかけました。献血・ボランティア・援助物資については情報がまとまり次第twitterアカウントなどで随時伝えたいと思います。
一番良いのは義援金をおくることです。Yahooやはてななど、様々な所で義援金が募集されています。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/20110312/1299904670
その他に出来ることとしては、まず普段どおりに生活を送ることです。今回の地震で日本経済全体がかなりのダメージを受けました。また復旧・復興には大変な努力と、かなりの時間がかかります。まずは普段どおりに生活し、経済を回し、英気を養って、今後の困難に備えてください。
最後に
今回の地震は世界的に見れば、もちろん甚大な被害ですが、「これだけの地震でよくこれだけの被害で済んだなぁ……」というものだそうです。これは被災された方・されてない方がそれぞれ全力を尽くした結果と言えると思います。しかし本当に辛いのは被害の全容が分かる今後です。繰り返しになりますが、デマなどに惑わされてパニックなどにならないよう、落ち着いて行動してください。
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