先日書いたこれからニコニコ文化が進むかもしれない二つの道という記事に対し、このような反論がなされました。
今回はこの記事に再反論しながら、前回の記事に補足をしていきたいと思います。
まずは逐一ツッコミを
……といっても実は、あんまりこの人の文章、意味が良く分からないんですよね。大福Pの方の文章はまあ同意できないんですけど、それでも言いたいことは分かったんですが、このストラ氏については、前回の記事にもコメントを寄せられているのですが、そこでもルールを作りたい人がいる以上、それに従わずにやるのは自由ではなく無法です。という様なよく分からないコメントがなされていて、まぁよく分からないままの再反論ですから、文意を取り違えているかもしれませんが、そこはご容赦を。
あ、ちなみにコメント欄でストラ氏はまた
歌い手全体をむやみに攻撃しているのではなく、「心無い歌い手」に対してであると思います。
と述べていて、twitter上で大福P氏も同じような勘違いしていましたが、自分のtwitterから引用して言うなら
私はあのブログではまさしくあなたが言う「ハイエナ」を擁護しようと思って文章を書いた訳で,別にあなたが「歌ってみた」全般を嫌悪しているとか思ってません.そしてその上で、僕はあなたの主張である「ハイエナ」排斥に反対しているわけです
ということです。
さて、それでは実際に記事の文章を読んでいきましょう。
この意見をまとめる前までに、大流行しているエルシャダイの例や、大福Pの言うとおりになったらどうなるか?等あるのですが、ここで1つ前提が間違っているところがあります。
それは「ボカロ曲は動画であるということよりずっと前に音楽である」と言う点です。
確かに、ニコニコ動画に投稿されている以上は、ボカロ曲を「ネタや創作となりうる動画の1つ」と見られても仕方がありません。
しかし、大福Pの言われてるのリスペクトとはその「動画に対して」では無く、「創作した人に対して」という点であり、そうなると、もし大福Pの言うとおりになったらどうなるか?って所は前提自体がおかしいことになります。
さて、どうしましょう……早速意味がわかりません^^;いやそりゃボカロ曲は音楽であると同時にニコニコ動画にアップロードされれば動画にもなるでしょう。でもだからそれがなんなのか?「動画に対して」のリスペクトと「創作した人に対して」のリスペクトの違いというけれど、「動画に対してリスペクトしなくてもいいけど作者に対してはリスペクトしろ」というのなら、結局僕の批判する「リスペクトの強要」である点には何の変わりもないですよね?
そして同様に「歌ってみたも動画である前に音楽」のはずなのです。
はずなのですが、曲を作るということと比べて、歌を歌うというのはハードルが低いと言わざるを得ません。
曲を作るというのは0から全てを作り上げる作業である一方で、歌を歌うのはメロディと歌詞さえ覚えれば誰でも出来ます。
ここでは出来た曲及び歌の良し悪しは全く無視していますが、「歌ってみた」で歌われる曲で考えると、間違いなく曲の良さがあるから歌われるのでしょう。
誰しも自分が嫌いな曲を好きで歌いたくは無いわけですから。
歌を歌うことのハードル自体は低いだろうけど、それに力を目一杯注ぐことはできると思うし、逆に曲を作ることを省力化することだってできるでしょう。一生懸命練習した歌手と省力化した作曲者だったら前者のほうが労働量が大きいことはおおいにありえます。ただ、だから何だっていうんでしょうね?
しかし、曲が良いから、曲が好きだから、という理由よりも、人気だから、ネタとして面白いから、という理由で投稿されるのが後を絶ちません。
更には、その曲の良さとネタとしての鮮度をエサに自分が評価されたいと思われても仕方が無い人もいるという。
また、ボカロはあくまで生の人の声では無いため、しっかり生のボーカルがいる曲よりも格段に手軽に歌を入れやすい、という点もそれに拍車をかけています。
上っ面の物だけ気楽に頂いて利益を得ようとする…まさにハイエナです。
利益を得られるということは、それを望んでいる人がいるということですよ。需要者がなければ供給者に利益が出ることはないんですから。そしていくら貴方達が「ハイエナ」と罵ろうが、そういう人たちはそこで需要者に効用=満足を与えている人でもあるわけです。
本来ならそういって気に入った曲なんてものは「鮮度」とか「人気」だとかは関係ないはずで、好きで歌いたくて投稿するならば、時間をかけるなり、練習するなり、自分なりに解釈するなり、色々するに違いないのです。
投稿した結果、再生数が、マイリスが―なんてのは所詮評価されたかされなかったかだけに過ぎません。
評価されたい、人気になりたいならば、それを悟られないように余計に努力を怠ってはならないですし。
曲作る人が全力で取り組んでいる以上、歌うならそれ相応の覚悟はするべきだと思います。
「曲作る人が全力で取り組んでいる以上、歌うならそれ相応の覚悟はするべき」その覚悟って他人が知ることのできるものなの?
「面白い作品」は読書感想文的な環境からは決して生まれない
うーん……ちょっと小一時間考えてみたんですが、多分ストラ氏の頭の中には次のような二つの区別があるのかなと思います。
- 「音楽」であるボカロ曲―曲作る人が全力で取り組んだもの―「創作した人」そのものと等しい
- 「動画」(または、それと同じような気持ちでいる「歌ってみた」)―簡単にすぐ出来るもの―「人気」や「ネタ」で作られ、創作者の思い入れなんか殆どない
こういう二分法があるからこそ、エルシャダイみたいなものは所詮後者のことであり、前者の崇高な(自分で言ってて笑ってしまうが)「音楽」には当てはまらないと言うことができ、そして更に後者の領域の「『ネタ』や『人気』のために歌われる歌ってみた動画」が前者の音楽を利用するなんて無礼にも程があると、そういう風に考えられるのかもしれません。
でも、ちょっとでもMAD文化や、ミリしら、アナザーをかじっている人なら、そんなにキレイに分かれるなんてありえないことが分かるとおもうんですよね。先程も言いましたが、一生懸命練習した歌手と省力化した作曲者だったら前者のほうが労働量が大きいことはおおいにありえるわけですが、しかしそもそもそれと「作品をリスペクトすべきかどうか」は全く関係ありません。ある作品、及びそれを作った人について、人々がリスペクトする時判断基準にするのは「その作品が面白いかどうか」のみです。例えば三十分で作った動画だろうが、人々が「面白い!」と思えばその動画と、それを作った人はリスペクトされるだろうし、例え五十年の歳月を費やして必死で作った作品でも、それが人々にとってつまらなければリスペクトされることはないでしょう。「リスペクトされること」=「曲の良さ・面白さ」と、「その曲に対しどれだけ頑張ったか」は、あらゆる表現においてそうですが、特に一発勝負的なニコニコ文化の場合、殆ど無関係なのです。
しかしそのようなあらゆる表現にいえるはずのことを、大福Pや、その大福Pに賛同するストラ氏のような人は「権利者削除」といった強権を用いて否定し、「頑張ったもの」に対してはリスペクトすることを強制し、一方で「頑張ってないハイエナ」は排斥しろとおっしゃる。その先にあるのは一体何か?決まりきったことです。人々はどんどん「面白い作品」よりも「頑張りを認められやすい作品」をつくろうとするわけです。ちょうど学校の読書感想文と一緒です。あれも長い=頑張ったとみなされるから、なんとか水増ししてでも規定の文字数以上にしようと生徒は頑張ります。しかし、じゃあそうやってできた読書感想文が、果たして「面白い」ものであるか?自分の読書感想文を思い出してみれば、答えは明白でしょう。あなた方は、それと同じような状況に、ニコニコ動画を、あるいはボカロ文化を改悪しようとしているように、僕には思えてなりません。
僕が面白いと思うもの―リスペクトがないにもかかわらず、面白い例(音楽の場合)
最後にまとめとして、大福Pのあるツイートを引用し、それに応えたいと思います。
よく「皆でニコニコしたい」「皆がニコニコできなくなる」とか聴くことがあるけど、その「皆」というのはどういう範囲なんだろう。少し興味がある
おそらくここで「皆」と述べているのは、大福Pが「ハイエナ」と呼ぶようなミリしらやアナザーでニコニコしている人たちであり、そういうのを面白がるのは極少数であると、そんな極少数の人々の面白さを排斥したって何の問題もないのではないかとということを、含意しているのだと思います。
では、そこで排斥される「面白さ」とは具体的に一体どのような面白さか?前回の記事ではエルシャダイやミツバチのMADなどを例に出しました。しかしそうすると今度は「それはMADに限ったことで、ボカロ音楽とは関係ない」という風なことを言われました。しかしそれは違います。音楽においてもそのようなMAD的な楽しみ方はあるのです。例えば今回の記事に対するはてなブックマークでの反応(1、2)では「ミリしらって結局ラップの一種じゃないの?」というようなことが言われています。
monaken これって90年代のサンプリング問題みたい。EMFがマーク・チャップマンの朗読をサンプリングしてオノ・ヨーコをマジギレさせたように
racec 関係ないけど、シド・ヴィシャスの「マイ・ウェイ」最高ってことで。ペットショップボーイズのWhere the Streets Have No Nameは名曲だけどボノに対する悪意があるよね。 http://bit.ly/g9VIBj
metamix 「ミリしら」初めて知った。こいつら新手のラッパーなんじゃねえの?
taketori つまり、誰かのトラックに勝手に自前のボーカル乗っけるってこと?最高じゃん…スベったら最悪だけど…
@nankado ありゃ、大福さん、ほんとーにナイーブな人だなぁ。レゲエのトースティングとか見たら卒倒するんじゃなかろかw
@nankado ニコ動におけるトースティングやラバダブの出現 RT「ミリしら」//「1ミリも知らない〜」みたいなのの略で、「曲を全く知らない」と言う設定で、カラオケに対して自作の歌詞とメロディをのっけて歌うわけです。//「アナザー」とかつけた替え歌//
まぁ、ラップとかそういうものは僕なんかより音楽の作り手である大福P氏や、この件に関心を持っている人の方が余程詳しいことだとは思いますが、僕と同じようにラップとかあまり知らない人のために、一つ例となる動画を挙げておきます(というかこれぐらいしか知らないんだよエラソーなこと言って……)。
聞いてみれば分かると思いますが、これはあの『プリティーウーマン』の曲のメロディに合わせて、2 Live Crewというラップグループがラップをしている曲です。みなさんもご存知のとおり、プリティウーマンという曲はすごい有名な曲ですから、当然その有名さにこの人達は、まさに大福Pの言う「ハイエナ」のごとく、乗っかろうとしているわけです。ではリスペクトはあるか?これも歌詞を読めば分かりますが、元曲で歌われる女性を馬鹿にするような歌詞で、しかも歌い方も、まさしく嘲り笑うような歌い方と言っていいでしょう。少なくとも、凡百の「アナザー」やら「ミリしら」よりもリスペクトの無さという点では段違いです。
でも……それでもやっぱりこの曲、聞いてて面白いんですよねぇ。あの脳天気な曲をここまで笑いものにしてしまうかという点で、リスペクトのかけらもない、むしろリスペクトが欠けているからこそ、クールなわけです。そしてこのように「ベタなものを斜め上から見て笑いものにする」というのは、まさしくネット文化全般に共通する、面白さなわけです。
ですが、やっぱりこういうのは大福Pや、大福Pの意見を支持する人にとっては、「リスペクトがないから排斥されるべきもの」なんでしょうか?
余談
ちなみに、この2 Live Crewの曲ですが、案の定というか、大福Pと同じように元曲の作り手は激怒しまして、著作権侵害であるとして提訴したわけです。
しかし実はアメリカの裁判においては、この2 Live Crewの曲は著作権侵害には当たらないとなりました。一体なぜか?
アメリカの法律には「フェアユース」という規定があります。詳しくはWikipediaでも見ておいてもらいたいのですが、「パロディは元の作品と違うことが明らかだし、別に元の作品が生み出す利益を奪っているわけでもないから(「ハイエナ」って言われるけど、別に歌ってみたおミリしら・アナザーがあるからって元作品の再生数とかが減少するわけじゃないしね)、別に許諾をとらなくても著作物を二次利用していいよ」という感じで2 Live Crewの曲は合法とされたわけです。
ところが、このフェアユース条項は、まぁ色んな事情で(詳しくは知らないw)日本にはありません。いろいろと導入しようかどうかという議論は盛んですが、しかしそこでも「日本版フェアユースではパロディは認めない」とかいう話もあって、どうなるかは正直よく分かりません。
ただ一言言うならば、例え条文がどう変わろうとも、結局最終的に「どのような世界を望むか」ということは、これを読んでいる個人一人ひとりの意志の集まりによって決まるということです。もしフェアユース条項が出来ようが、人々が大福Pのような意見に賛同し、「リスペクトのない歌ってみたを許すな!」となれば、ミリしらやアナザーのような、パロディは常に批判にさらされ、排斥されるでしょう。逆にそうでなく一人ひとりが「パロディとかが認められる面白い世界がいいなー」と思い、そう声を挙げれば、今のニコニコのような面白い場所はまだ、生き長らえることができるのかも、しれません。
……以上、粘着の戯言でした。いや、記事書いたあとにtwitter覗いたらこの発言に気づいて、ちょっとげんなり……
dfk_ohnuma Daisuke Ohnuma
@diveintocloud おいらもこれから好きにやりたいですが粘着する人も出るんでしょうなあwww
Comment
せいぜい出来の悪い「ミリしら」や「アナザー」にハイエナ乙の0コメ弾幕ができるくらいじゃないのか?
それより、向こうのコメ欄にでも書けばいいのに、記事にして騒ぎを大きくしてるあんたの方がニコニコ文化にとってマイナスだと思うよ。
「手軽に音楽できるDTMや、生歌に比べて気軽に利用できるボカロなんて音楽じゃない」
なんて主張も支持しちゃってますよね。
仰ってる通りマッシュアップや、DJも否定してる。
kzさんやbakerさんを始め、ボカロPにはDJ畑の人が少なからずいらっしゃるのに、、
そもそも音楽を楽しんで発表する事に貴賎をつけること自体がずれてます。
因みに日本でもこんな流れがあります。ご参考まで。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101213/fnc1012132059015-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
>>ササニシキさん
>自分の曲を汚されたと感じて、愚痴ったっていいだろ
その通りです。もっといえば自分の曲に関してならそれをどう扱うかは本人の自由です。
しかしながら大福さんは、他人の曲に対しても同じ基準を押し付けようとしているからダメだんですよ。
もう一つ言えば、愚痴るのは自由ですが、その愚痴に対して反論するのも同時に自由。
愚痴を記事にしなり生放送にしたりと「騒ぎを大きくした」大福さんに対して同じ形で反論が出ることはむしろ自然な流れです。
なんで、自分が趣味で作ったものをタダで配ってるのに、ゴミみたいな改変されなきゃいけないんだよ。
作った奴は当然怒る権利あるっての。
>>自分の曲を汚されたと感じて、愚痴ったっていいだろ
>その通りです。もっといえば自分の曲に関してならそれをどう扱うかは本人の自由です。
>しかしながら大福さんは、他人の曲に対しても同じ基準を押し付けようとしているからダメだんですよ。
それは後に否定されています。
>http://komonodfkdfk.blog19.fc2.com/blog-entry-17.html
>今回の自分の発言はあくまで自分の個人としての意見であり、他のPの中には自分と違う考えを持っている方もたくさんいると言う事を重ねて申し上げます。
>つうかな。 2010年12月26日 18:54
> 金とって音楽やってるんならDisられるのも料金の内だろ。
Disられるのは金取って無くても取っててもあり得ることであり、
今回の件は権利者の同一性保持権とフェアユース間の問題だと思われるのでやはり金取って無くても取ってても同じです。
今の日本であれば、「分が悪い」で終わりでいいしょうね。もちろん二次利用する側が。
フェアユースを掲げて無許可で勝負するとかは私個人はべっつに良いんじゃないかと思いますが、その末に特にテキトーな理由で権利者削除されてもどうしようもないというのは事実です。
リスペクトの有無とか文化の改悪とか「私はニコニコできない」とか人によって異なるものを重宝しても仕方ない。
あぁ、t_ioriさんだったんですねw togetterの繰り返しになりますが、、
それは、あのblogの主張が、現状においてボカロPの総意じゃないって言う断り書きに過ぎず、彼らが「自分達の嫌悪を常識にしたい」と主張していることに変わりありません。何より大福Pの作品が被害にあった事実はどこにもありませんよ?
「自分の思い通りの世界にしたい」から意見を述べるのは誰しも同じことであり、結局は説得力があるかどうかです。
断ってあってなお「ボカロPの相違として誘導される」のはただの馬鹿でしょ。
あと、実際にそう言う傾向が存在するか否かが重要であって本人がやられたかどうかもどうでも良いことです。
別に自分がやられたから言っている、と言う捏造をかましたという箇所があるなら、それを持って、「嘘をついたこと」を責めれば良いだけであり、否定されている「他人の曲に対しても同じ基準を押し付けようとしている」という主張を未だに「根拠」にするのは無意味でしょう。
まあ無意味なことを垂れ流す自由もあるんでしょうけども。
ですから、そもそも大福さんたちは「他人の曲に対しても同じ基準を押し付けようとしている」ことを否定されてないって話なんですが^^;
「他人の曲に対しても同じ基準を押し付けたい」と言うのも、彼個人の主張であることに変わりないですよ。そしてその主張はニコニコという場の不文律に反するから批判されている。
結構悪質な解釈してるな、と思いました。
なかなかひねくれてないと、この解釈をするのは厳しいですね。
この問題は「自分の作品も勝手に改変されるのではないか」という懸念から生まれたものです。
本人が曲を発表している立場である以上、主張するだけの理由は十分にあります。
「自分の作品も勝手に改変されるのではないか」という懸念と言うのは動機の話で
「改変されない為の常識を広めたい」というのは手段の話です。
その「手段」がニコニコという場での自由な改変による派生を阻害するから批判されているんですよ?
動機の部分は誰も否定してません。
繰り返しになりますが、彼らが自分の作品について改変されたくないと主張するのは自由です。
横から失礼いたします。
「ニコニコという場の不文律」とは何を指すのですか?
はてブにせよTogetterにせよ、ニコニコ界隈からの批判が賛同より主流となっている定量的な証拠はありますか?
自分もボカロ黎明期からニコニコ動画にいますが、不文律というか合意が形成されないのがニコニコの特徴だと思いますよ。
大きな「場」としてニコニコ動画があり、それぞれの界隈では全く作法が違うのが頭痛の種であり醍醐味でしょうに。
ボカロでいえば、反JASRACや嫌儲の空気がここ一年程で変わっています。不文律なんて確たるもの、感じたことがありませんよ。
あなた一人の主観と所属する界隈を以てして「ニコニコという場の不文律」を総括しないで頂きたい。
ニコニコ黎明期より様々なムーブメントがありましたが、それらは全て自由な派生から生まれてきたものです。
不文律とはルールではありません。ルールがなく自由である事もまた「不文律」なんですよ。
それは「あなたの中のニコニコの不文律とかいう常識を勝手に押しつけられても困ります」で完了ですな( ゚д゚)
私が、法やらルールやらなんやらという文言をあえて持ち出しているのは、そう言う「鏡を見ろ」を避けるためです。
前段の質問にお答えいただいておりませんが…
私はルールの話などしていませんよ。
ニコニコ動画では不文律や暗黙の了解さえ全体の総意になりえないと指摘したつもりです。
ニコニコ動画全体に明文化の有無を問わず規則があるとすれば、合意できるのは利用規約にあることのみです。
御三家なり何なり各々の界隈ごとに存在する不文律は異なりますし、そこには自由を制限するものもあります。
「自由な派生」とやらで生じる権利や尊厳の侵害を肯定し、付随被害として黙認せよなんて空気があるとは思えません。
第一、自由を認めるならば大福Pの発言も自由ですし、派生する賛同と批判も自由です。
彼と賛同者がローカルルールを定めるのも自由、それを遵守するも違反するも自由です。
それら全てが担保されている現状に何のご不満があるのでしょうか。
別に自分がやられたから言っている、と言う捏造をかましたという箇所があるなら、それを持って、「嘘をついたこと」を責めれば良いだけであり、否定されている「他人の曲に対しても同じ基準を押し付けようとしている」という主張を未だに「根拠」に持ち出してニコニコが廃れるとか筋が悪いとしか。
ニコニコ動画人質にして脅したところで、彼らがそう言う行動とることには特に文句つけようがないのは変わらないでしょ。権利者的な意味で。
ようはこの部分ですな。
>その「手段」がニコニコという場での自由な改変による派生を阻害するから批判されているんですよ?
「自由な改変による派生」を許可しない権利行使を無視・ないがしろにしている点が筋悪。
そこはまず認めざるを得ないでしょ。
それは私の常識とか、誰かの常識とかじゃなくて、法律の条文にも書いてある内容のはずですが違いましたっけ?
法の穴をかいくぐろうとか、こっそり無視して作品作りますって言うならまあいい(よくないけど)ですけど、法の条文ゴミ箱突っ込んでオハナシの根拠にしますって言われてもお話にならない。
なら私がこれまでのニコニコにおける大きな流れを背景に派生の自由を主張するのも自由ですよね?何のご不満があるんですか?
何度も繰り返しますが、個人が権利を主張することについて私は一切の否定をしていません
そしてご質問の件ですが、何を仰られているのか理解に苦しみます。
「ニコニコ界隈からの批判が賛同より主流となっている」などという主張を、いつ私がしましたでしょうか
それはそれ単体では正しいですが、あなたがそれを根拠に発言する時点で、他者の発言を抑制することが出来なくなるからですよ。
自己矛盾でしょ。自分には許すけど他人に許さないって。
他の根拠を探しなさいな。
「ぼくのかんがえたにこにこどうがのふぶんりつ」をニコニコ界隈の総意といわれるのは大変に不満です^q^
そんな不文律を認知しない自分のような層の人間を除外して話をされては困るので、こうして発言しています。
…それこそMADやエロ同人などの二次(以降の)創作は一次権利者が本気で拒絶したら諦めるのが職人の「不文律」じゃないの?
>「ニコニコ界隈からの批判が賛同より主流となっている」などという主張を、いつ私がしましたでしょうか
ああ、これは違う訳ですか?
>>その「手段」がニコニコという場での自由な改変による派生を阻害するから批判されているんですよ?
>>動機の部分は誰も否定してません。
「動機は誰も否定していない」が「手段は誰もが批判している」という風に読めましたので…
「批判も出ている」程度の話であり、自分の誤読ということであれば撤回いたします。
厳密な解釈をすれば二次創作同人も違法行為です。DJやマッシュアップも然り。そのような黙認によって成り立っている界隈と住人の親和性が高いニコニコで、同様のコンセンサンスがあって何の問題があるんでしょう。
>>そのような黙認によって成り立っている界隈と住人の親和性が高いニコニコで、同様のコンセンサンスがあって何の問題があるんでしょう。
コンセンサスが成立していないから揉めているんでしょうが…何のためにフィギュア界隈に「当日版権」があると思っているんですか?
MAD製作者や同人作家は一次権利者が本気で怒ったら引き下がることこそ、よほど不文律に近いものではありませんか。
大きな流れ=総意じゃありません。それに逆らって主張されるのは自由ですが
ニコニコの歴史を鑑みればそういう大きな流れは歴然と存在することは否定できないでしょう。
そして何度も言わせないで下さい!
権利者自身が拒否する当然の権利を、私は一切否定していません。
>「批判も出ている」程度の話であり
いやいや、前述の発言で「批判している」主体はここのblog主様、もう少し広く解釈しても、今ここでblog主様の主張に同意している私を含むくらいですよ?
コンセンサスが「ある」ことと、全体でコンセンサスが成立していることはまったく別の話です。
このような揚げ足取りばかり続けられるようなら返信はこれまでとさせて頂きますね。
自分たちが楽しければ深夜のコンビニ前で騒いでもいいし
自分たちが楽しければ嫌がってるのにイジメてもいいんですかね?
既に述べています。
法の穴をかいくぐろうとか、こっそり無視して作品作りますって言うならまあいい(よくないけど)ですけど、法の条文ゴミ箱突っ込んでオハナシの根拠にしますって言われてもお話にならない。
ニコニコの不文律とやらでは
【「他人の曲に対しても同じ基準を押し付けたい」と言うのも、彼個人の主張であることに変わりないですよ。そしてその主張はニコニコという場の不文律に反するから批判されている。 】
の根拠になり得ません。
まあ要するに、筋悪で「批判」して(あるいはニコニコで当然と批判を正当化しても)も、ショーもないのにねーっていってるだけです。
あるいは「そんな(筋悪な批判が蔓延する)ゴミみたいな世界はいやなので、問題提起して自分の思うとおりに誘導すべく、それはゴミであることを喧伝したい」と言うことを私はやっているわけです。
γ時代までしか存じませんが…ンな「大きな流れ」なんて知りませんよ…そういう記事か資料、おありですか?
自分が知っているのは出版社やメディアと対話を繰り返して黙認状態の幾つかを合法化してきた歴史です。
今回の件も双方が対話しながら妥協と譲歩を重ねるのが第一で黙認を強要するのはおかしいでしょうに。
>>権利者自身が拒否する当然の権利を、私は一切否定していません。
大福Pが批判するような場合の案件で、ボカロPは権利者削除する以外に拒否権を行使する術はあるんですか?
>>いやいや、前述の発言で「批判している」主体はここのblog主様、もう少し広く解釈しても、今ここでblog主様の主張に同意している私を含むくらいですよ?
了解しました。そこは撤回いたします。
>>コンセンサスが「ある」ことと、全体でコンセンサスが成立していることはまったく別の話です。
だから「ンなコンセンサスねえよ」といっているんです。あったら大福Pや彼に近い主張をする人は何故、いるの?
はっきりいって大多数のニコニコ動画視聴者は「暇が潰せたり面白いものが観られれば何でもいいよ」以上の感想はない。
それをニコニコ動画の不文律なんて錦の御旗じみたものに摩り替えるのはやめてくださいよ。
ニコニコ動画は元々ああいう場所なんだから、
作品を投稿するならニコニコ独自の文化を尊重したほうが良いという意見に聞こえます。
ミリしらを含めてたMADなどの文化はとても面白いし需要がある。
だからそれを否定するならニコ動以外の所でやってくれ。
というような解釈で問題ないでしょうか。
今回の件に関しての私の主な考え方は、
歌い手もボカロPも、所詮他者の著作物におんぶにだっこなのだから(ボカロPの場合はミクに依存していたりします)
多少の権利侵害ぐらい大目に見た方が良いのではないかと思っています。
ただ、二次創作によってボカロPがショックを受け、活動自体をやめてしまうというようなことがあれば
それはそれでニコニコ動画全体、少なくともボカロ界にとって不利益ではないでしょうか。
二次創作が1を10にする力を持っているとしても
0から1を生み出す1次創作という元ネタの提供側を大切にしなければ
ハイエナも食べるものが無くなってしまうと思うのは私だけでしょうか。
ニコニコの文化やニーズを尊重するがために、
ボカロPが自由な創作活動ができなくなる可能性についても考える必要があると思います。
こういう開き直り方はとてもとても見苦しいと思いました。
ちゃんと感情を動かされる評価をもらったのだですから、そこは「また理想の社会に一歩近づいた!」と喜ぶべきところでは。
あなたがこうやって一方的に否定されることで、きっとどこかの誰かが笑っているのでしょうから:-)
http://blog.livedoor.jp/taitiro/archives/1338786.html
>誰もが怒ったり悲しんだりすることがあるけど、その分笑える社会のどちらがいいかと言われれば、僕は後者を選択したいのです。
それとも前項のこれは、ただのポーズなのでしょうか。
> 歌い手もボカロPも、所詮他者の著作物におんぶにだっこなのだから(ボカロPの場合はミクに依存していたりします)
> 多少の権利侵害ぐらい大目に見た方が良いのではないかと思っています。
こういう意見はたまにみますが、
ボカロPの場合はミクに依存→少なくともキャラクターに依存?したり利用したりすることは明示的に許されており、権利上問題在りません。
「他者の名声を利用する」ということを問題にしているのかもしれませんが、権利侵害は違法であっても、虎の威をかることはそれだけでは問題になりません。
それ単体だけ見れば全く持ってどうでも良いことです。合法的にやっている限りは。
所詮とくくってイコールにするためには、そうですね、シロイクスリみたいな事例じゃないと比較できないと思います。…それもちょっとタイプが違うか。
そうでなくとも、お前も権利侵害やってるから俺も、的なのは思っていても口に出してはいけない要素じゃないかと。(しかも前述したとおり権利侵害ではないので)
>ゆとり 2010年12月27日 00:51
カネが絡むかどうかは日本においてはああまり関係ない、と言っておいた方が良いと思います。
フェアユース的な要素から確実に外れる、という意図は分かりますが。
>ボカロPの場合はミクに依存→少なくともキャラクターに依存?したり利用したりすることは明示的に許されており、権利上問題在りません。
>「他者の名声を利用する」ということを問題にしているのかもしれませんが、権利侵害は違法であっても、虎の威をかることはそれだけでは問題になりません。
初音ミクなどのキャラクターを利用することは本来であれば権利侵害になる部分を、クリプトンが一定の利用規約を設けることで問題を解消しています(http://piapro.jp/license/character_guideline)。ボカロPも法律とか権利で物事を考えるのではなく、一定の利用規約を設けた上で、本来であれば権利侵害になる部分も認めても良いのではないかと思うのです。
虎の威をかることに関しては、権利上問題がないとしても道義上問題があると思っています。いわゆる再生数稼ぎのためのハイエナ行為によってボカロP(及びPVの制作に関わっている人達)と歌い手の関係が崩れていっているのは過去の騒動を見ても明らかです。
http://togetter.com/li/38034
とくP「多くは、うちらのこと楽曲製造マシンとしかおもってないだろうしね。」
三重の人「では、ご自分で曲を作るなり、オリジナルの曲を作っていただいて歌っていてください。 別にボカロ曲に乗っかる必要性などないですよね? 数字が欲しいだけという魂胆が見え透いています。」
カラオケを借りること自体は著作権上問題ないとしても、どういう意図で使われるかというのは合法・非合法とは別に考えるべきです。ボカロPの創作のモチベーションに関わる部分なので、ハイエナ行為は場合によっては作り手を引退まで追いやる可能性もあります。
楽しい場を作ることを目指すのであれば、
MADを楽しみたいというユーザーさん達の気持ちも含めて
法律では守れない部分も考えていく必要があるのではないでしょうか。
都合のいい共通部分だけ引っ張ってきて理論武装するのは詭弁でしょう。
MADと歌ってみたを同じ二次創作として同列に扱うのなら、MADが権利者削除されている背景もきちんと説明してください。
例えばKYMやデスノMADは権利者削除されていますが、その件に関しても同様に”ニコニコ文化”を持ち出して否定するつもりですか?映像で削除されること、個人か企業か、同じニコニコで活動しているかなど、MADの権利者削除については歌ってみたの権利者削除とは別の考察が必要です。私が同様に扱えないと考えるのはこの点でです。
前回の記事はこのような言及なしにMADと歌ってみたを同様に扱ってニコニコ文化とし、”大福Pのような主張が〜未来”として大福Pへのdisに繋がっているため書かせてもらいました。
MADが権利者削除されるのは、主に公衆配信権という著作財産権上の問題。
要するに商売上の問題です。
MADの作品としての性質が歌ってみたなどの二次創作と同様であることとはまったく別の話です。
え?別に侵害してない??
じゃあ、使ってほしくないって奴が主張したり権利者削除する権利も誰も侵害してないから好きにすりゃいいじゃん
なんにせよ第三者がゴチャゴチャ口挟むような話じゃない
自分の作品が使われるかもしれない危機感?自意識過剰すぎるだろ
お前らの糞曲なんざ誰もつかわねえから安心しな。そもそもハイエナってのは知名度のおこぼれに預かるんだろ?お前らにおこぼれ出すほどの知名度あるの?ねえだろ
ありえねえとは思うがもし仮に、万が一、億が一にでも使われることがあったらその時ゃ自分で戦えばいいんだよ、甘えんな
こんなとこまで来て脳内補完と侮辱混じりに必死で大福擁護してる奴らは
歌い手持ち上げてPを叩く信者と何も変わらんなってこった
ところが前の記事では”まったく別の話”として語られていません。削除の問題についても二次創作として一纏めにして語っています。
>「リスペクトのない動画」を全て排除して、果たしてニコニコ文化が成立するの?
>しかしじゃあそうやってネット上のクリエイターも「権利者削除」を持ち出すことが、ニコニコ動画やピアプロで常態化したとき、その先そこに一体どんな「文化」がありうるのか?
この後、MADを二次創作と言った上で、
>大福Pのような主張が認められる未来
>まず、今までのようなニコニコ動画のブームはほとんど現れなくなるでしょう。原作者が常に「リスペクトがあるかどうか」なんていうのを見張り、なければ有無を言わさず即刻削除するような所で、二次制作の動画を作る人はそんなに多く現れないでしょう。
と、言っています。MADと歌ってみたをここでは「二次制作」として同一視して削除について語っています。(その直後、歌ってみたに限定して話をしているところからも分かると思います。)
MAD動画を権利者が「リスペクトしているかどうか」を判断基準として削除を行っているなんて話は聞いたことがありません。
つまりMADの権利者と歌ってみたの権利者の削除に対する考え方や基準が違うのだから同一視できないでしょう。と私は言いたいのです。
企業の製品に乗っかることと個人の作品に乗っかることが同一視できるものとは到底思えません。
私も上で「主に」と前置きしましたとおり、削除申請の動機について実際のところはは当事者しか分かりませんので
「リスペクトしているかどうか」を判断基準として削除を行っているなんて話は聞いたことがないからといって、全くそうじゃないと断じるのは早計じゃないでしょうか。
ニコニコではないですが、五木ひろしさんとおふくろさん作者さまの一件は、確かリスペクトが争点でしたし。
ブログ管理人宛てに意見するならまだしも、言いたいことがそれだけあるなら、御自分のサイトなりブログなりで意見を発表したらどうなんです?
マナーも守れない人間が、我こそが正しいと真剣に議論するなどとは、残念極まりない状況に思いますよ。
> 歌い手とボカロ使用者が同程度の「おんぶにだっこ」かっていうとまた違和感があります。
>企業の製品に乗っかることと個人の作品に乗っかることが同一視できるものとは到底思えません。
そうですね、歌い手は基本的に非営利で作品を利用するのに対し、
ボカロPは同人活動においてはお金が関わる範囲でキャラクターを利用しているので、
お金が関わっている分ボカロPは自分が作品を発表している場所のユーザーに対して敬意を表すべきだと思います。
その手段として、そこのユーザー達ができるだけ自由に楽しめるような利用規約を設けるのは、
感謝の手段として有りなのではないかと思うのです。
だからこそニコニコ動画においてボカロPが「権利」という言葉を持ち出すのはおかしいと思いますし
歌い手もボカロPに引き続き新曲を作ってもらいたいなら、作曲者の意思は尊重しようよという話です。
>ボカロPも法律とか権利で物事を考えるのではなく、一定の利用規約を設けた上で、本来であれば権利侵害になる部分も認めても良いのではないかと思うのです。
いえ、利用規約でも口約束でも、許可もらえているならそもそも権利侵害になりません。これも法とか権利の範囲です。
逆に言えば無断で使っても権利侵害にならないパターンもあります。
例えばアメリカで無断で利用されても文句は言えないでしょう。(あまり詳しくないので間違っているかもしれませんが)
>カラオケを借りること自体は著作権上問題ないとしても、どういう意図で使われるかというのは合法・非合法とは別に考えるべきです。
もちろんおっしゃるとおり、感情を無視して好きかってやっていれば、それは方とは無関係に後々に困ることになるでしょうね。
だからへりくだれという気はありません。自由にしたらいいんじゃないですかね。その結果に責任が取れればいい。
だからこそ、ニコニコ独自の文化を尊重するとか、権利侵害ぐらい大目にとか、他者が言ってもあまり意味を成さないでしょう。
>だからこそニコニコ動画においてボカロPが「権利」という言葉を持ち出すのはおかしいと思いますし
それはおかしくありません。そのような「権利を行使するな」というのは、この国ではあってはならないことです。
あってはなりません。
自分の首を絞めます。
だから「そこ(ニコニコ)のユーザー達ができるだけ自由に楽しめるような」契約をするか否かは、個人の自由でしょう。
他人が期待することはあっても、それにのらなければならない必要性はどこにもありません。
そう言うのは事前に明文化した利用規約でも作ってから言うべき事です。
>なんにせよ第三者がゴチャゴチャ口挟むような話じゃない
とりあえず「第三者が口を挟むべきじゃない」なら自分で率先して黙っておくか、当事者であるという主張をしないと説得力がない。
自分は口を挟むけど、相手には黙れというのは矛盾。
>使っててほしくないって奴が主張したり権利者削除する権利も誰も侵害してないから好きにすりゃいいじゃん
言われるまでもなく自由に発言しているので、そう言う主張をするなら「口挟むような話じゃない」と圧力をかけるのは辞めていただきたい。矛盾している。
>侮辱混じりに
私は誰が侮辱混じりで話そうが気にする気はないが、言葉遣いを気にしている当人が「馬鹿が多いな」と侮辱混じりではオハナシにならない。
総じて鏡を見、発言の整合性を考えた方がよい。
>つもり 2010年12月27日 19:44
> 企業の製品に乗っかることと個人の作品に乗っかることが同一視できるものとは到底思えません。
単純に(かつ安易に)いえば、許諾の有無だと思っておけば大きく外れてないと思います。
>きゃしゃんP 2010年12月27日 20:23
>「リスペクトしているかどうか」を判断基準として削除を行っているなんて話は聞いたことがないからといって、全くそうじゃないと断じるのは早計じゃないでしょうか。
それはただの詭弁です。
下手をすれば詭弁の特徴15条
1.事実に対して仮定を持ち出す
6.一見、関係がありそうで関係のない話を始める
に相当しかねません。
事実として、リスペクトの有無は権利者の感情には影響しても、権利行使には影響しません。
「そうじゃないと断じるのは早計」かもしれませんが、だとしたら「そうと断じるのも早計」なので、あまり意味がありません。
> あなた方、いつまで他人のブログで延々と意見交換しているつもりですか?
失礼ながら何か問題でしたしょうか。
きちんと、ブログエントリに沿った話題をおこなっており、余計なノイズは排除しているつもりですが。
ブログにエントリに沿ったコメントをつけないマナーというのはあまり聞いたことがありません。
なんだか知りませんが歌を歌う行為を下に見すぎている人が多くありませんか。
MADや二次創作だと見下している人が散見されませんか。
あなたがたの好き嫌いは知りません。
問題は法や規則、ルールで定義されている権利を行使できるかどうかだと思いますが。
いやはや、いろんな意味で貴方の中には白と黒しかないんですねえ。
世の中には「わからない、どっちでもない」と言う状況も存在するんですよ。
そして厳密に法律の話をすれば、こういった著作権侵害を訴える事が出来るのは当事者のみ。
侵害と判断して然るべき措置を要求するか利益を考えて黙認するかの決定権が当事者にあるんです。権利はあるが行使しないと言う状況もある以上、そこに感情が少なからず影響する。法条文だけで善悪のレッテルを貼っても無意味ですよ。
> >>伊織さん
> いやはや、いろんな意味で貴方の中には白と黒しかないんですねえ。
明らかに私のことを間違ってます。
グレーをグレーのままにする。それが私の考え方です。
私が言っているのは権利者が権利行使をするのは権利者の当然の権利だっていうだけですが。
むしろリスペクトの有無なんて「わからない、どっちでもない」そしてどっちでもいい、どうでもいい。そう言ってます。
再掲するなら
t_iori
「俺の曲を(機械音声なんかに)歌わせるな!」「(アレンジがどヘタな素人が)俺様の(努力の結晶、名)曲をリミックスするな」 →いや待てそれは注意書きとしてあるなら、余計な修飾を省こうが省くまいが、権利者の権利じゃね?
って言ってるだけですよ。
余計な修飾。「リスペクト」や「敬意」や「上手下手」のことですよ。
人によって白黒分かれるようなそんなポイントには私は言及しない。グレーに触らないで、白と黒だけ触るようにしているんです。
最初から変わってないでしょ?
>権利はあるが行使しないと言う状況もある以上、そこに感情が少なからず影響する。法条文だけで善悪のレッテルを貼っても無意味ですよ。
超間違いです。
私は「俺の曲を(機械音声なんかに)歌わせるな!」「(アレンジがどヘタな素人が)俺様の(努力の結晶、名)曲をリミックスするな」という
「許可していない」「権利行使しようとしている」
と言うパターンにおいて「べっつに当然じゃん」と言っています。
読み直してください。間違っています。
>それは注意書きとしてあるなら、余計な修飾を省こうが省くまいが、権利者の権利じゃね?
随分と遡られた上にそれ、togetterの私のコメントですよね?
それでしたら同じ文中に、
>もちろんピアプロの注意書きに従わないなんて話は論外
と書いてあるとおりです。
伊織さんのツッコミが最初からおかしかったんですよ。
それでは。
>chasyan @t_ion 「注意書きに従わないのは論外」と最初に書いてますとおり、もちろん注意書きがあるなら、当然の権利ですよ。でも大福Pが仰ってるのはそうじゃないんです。
t_iori
「でも大福Pが仰ってるのはそうじゃないんです。」そうじゃなくないと個々で否定されておられ→ http://bit.ly/hdRPwD 『「音痴であること」と「曲を殺すアレンジをしたこと」を同列に扱ってしまった事に関して、お詫びいたします。申し訳ありませんでした。』
のくだりで既に否定されていることだとお返事しました。
そうしたところ貴方が
>それはあのblogの主張が現状においてボカロPの総意じゃないって言う断り書きに過ぎず、彼らが「自分達の嫌悪を常識にしたい」と主張していることに変わりありません。
>件のblogからの引用です。これらを公の場で「問題だ」と提起することは、愚痴でもなんでもなく、問題を是正しようとする行動ですよ。
とワケの分からないことを言いだしたのでしょう。
私は問題を是正しようと発言することは、(音楽の権利とか全く無関係に)万人に認められた自由であり、問題視されることではありませんと回答しました。
「改変されたくない、二時創作をされたくない」または「オケが出るまで歌わないで、こういうルールを守って」など、原作者が思う使う方向性、やめて欲しいことを投コメ等、その動画を誰もが解る場所に記す事、ただそれのみご協力して頂ければ、もし最初は誰かに批判されることがあるかもしれませんが、大半の人はそれに苦言する事無く従うのではないかと思います。それこそ悪意のある方やリスペクト0の方は違反するかもしれませんが、そこまで記しているのに違反するなら権利者削除される覚悟くらい出来ているか、出来ていなくても、大衆が見て「当然」と思えますし、一番明確じゃないかなあと。
n次創作者が何に「リスペクトがない」と思われるのかビクビクしながら動画を上げる事も、逆にボカロpが「嫌だ」と言う気持ちが言えないまま高まって、今回みたいに作品を利用している人も尊敬して投稿してる人も纏めて「嫌い」となってしまう事も、未来のニコニコ動画が楽しくなるような予感は感じられない気がします。
お互いが意思表示とちょっとだけの譲り合いをするだけで、きっと窮屈ではないけど治安のいいニコニコ動画になるのではないかと、そう思います。
>>歌い手は基本的に非営利で作品を利用する
>>ボカロPは同人活動においてはお金が関わる範囲でキャラクターを利用している
事実誤認があります。
ボーマスなどの即売会で歌い手がVOCALOID楽曲を含む「歌ってみたCD」を頒布していることは少なくありません。
逆に同人CDを頒布せず、自らのウェブサイトやネットレーベル等で無料配布しているボカロPも存在します。
「自分が作品を発表している場所のユーザーに対して敬意を表すべき」と仰るのであれば、歌い手も同じです。
ボカロPに善意の黙認を求めるのであれば、歌い手側も仁義を通せない人間を退場させる空気がセットでしょう。
個人が発表したオリジナル同人アニメや漫画のエログロ同人に頒布停止を求める権利と同じことのはずです。
ボカロPや絵師がPCL(ピアプロ・キャラクター・ライセンス)を守るように、歌い手も原作者の著作権を守ればいい。
いや、ですから^^;
『「音痴であること」と「曲を殺すアレンジをしたこと」を同列に扱ってしまった事に関して、お詫びいたします。申し訳ありませんでした。』のくだりは文字通り、音痴が悪いことであるかのように言ってしまったことを謝罪されてるだけで、それ以上の話はないでしょ?何ををどう補完して、そこに別の意味を見出してらっしゃるのか理解に苦しみます。
いつもいつも思うが、自分に都合のいい話だけを並べて、他人の騒動を利用した自己語りすんのやめろ。
>おそらくここで「皆」と述べているのは、大福Pが「ハイエナ」と呼ぶようなミリしらやアナザーで
>ニコニコしている人たちであり、そういうのを面白がるのは極少数であると、そんな極少数の人々の
>面白さを排斥したって何の問題もないのではないかとということを、含意しているのだと思います。
「皆でニコニコしたい」の「皆」に「権利者」が含まれない場合、それは「皆」って呼ばないだろ。
歪んだ解釈をわざわざして、話が曲げてある。
ミツバチだって、エルシャダイだって、「皆」がニコニコしていたわけじゃなかろうに。
ブログ主の意見をもっと直球に言い換えるなら
「少数でも楽しんでいるものがいるなら、その楽しみの場は許容されるべきだ」
ってなところだろう。
そして言外に「権利者の不快感よりも視聴者や二次創作者の快楽が優先されるべき」とも主張してる。
その無理を通すのに、「みんながニコニコできない」とか持ち出されるわけだが。
原作者へ不快感を押し付けることでしか生み出せない、一部の人間が楽しむだけの作品を擁護しておいて
その理由に持ち出すのが「結果として成功した作品」だけとか話にならない。
そりゃ、神輿にはちょうどいいだろうな、なにせ「世間に認められた作品」なんだから。
猪瀬に似た言い草になっているぜ、「傑作であれば条例は関係ない」みたいな。
「お前のものは俺のもの俺のものは俺のもの」ってか?
みんなでいろいろ持ち寄って遊んでるところで「俺のものは俺のものだから出さない」「俺のもので遊びたがるなんて泥棒かよ」なんつったら、仲間内でハミゴにされて当然だって事だろうに
あぁ、リアルボッチだからわかんねえのかな?
「オマエのものはオレのもの」「オレのものはオレのもの」を地でいってるんだから。
あぁ、今までそういう搾取しかされてないから、それが正常と思ってしまっていて、対等な関係とかわかりませんか。
これは失礼した。
常識的に物事を考えろよ。
歌いだけなら、カラオケいけばいいんでないかな?
動画にして投稿するなら、投稿する前にsmilevideoの利用規約をよく読んだほうがいいと思います。
自分で権利を有しない著作物を上げてもいいかどうか、ニコニコに聞くのもよし。
あと、ボカロPは、著作権の一部をJASRACに部分信託できるから、ちゃんと方に従って権利者削除したいときは、クリプトンとかエクシングとかの著作権管理をしてもらってから、そっちから行使するのがいいかも。
自分は、ボカロPになって中堅くらいになりましたが、オケの配布をやめました。
個人の意見ですが、歌ってみたに依存する時代は、既に終わったのではないかと思います。
>謝罪されてるだけで、それ以上の話はないでしょ?
はあ。そこだけでは謝罪以外の意図が掴めないですか。じゃあ全部呼んだ方が早いですね。読みました?
http://komonodfkdfk.blog19.fc2.com/blog-entry-17.html
>そういった不可抗力(もちろん、何度も歌唱の練習をしたりする事で改善する事もあるとは思いますが)に近い事と、意図的にアレンジをすることを同列に扱ってはいけない事です。
>今回の自分の発言はあくまで自分の個人としての意見であり、他のPの中には自分と違う考えを持っている方もたくさんいると言う事を重ねて申し上げます。
あと、「(大福Pのブログ記事の)補完」も何もあなたのいう「これらを公の場で「問題だ」と提起することは、愚痴でもなんでもなく、問題を是正しようとする行動ですよ。」って言う発言それそのものが大福Pのコメントと全く無関係に意味が分からん、と言っているんですが。
もうめんどくせえからきっちり聞いてから回答しますが、「愚痴でもなんでもない問題を是正する行動」をすると何が「どう」なんですか?
その記事のどこにも、「注意書きに従わないものだけが問題」とは書いてないですよね?
「音痴は仕方ないが、意図的に曲をアレンジする行為は曲を殺すハイエナ」としか書いてない。
どうにも伊織さんと私は見えているものが違うらしい。
これ以上何を説明しても互いに無意味でしょう。
私もいい加減めんどくさいしあなたもめんどくさいなら丁度いいです。もう辞めましょう。
やあ、要するに貴方が何を問題にしているのか曖昧にして非難しているからですよ。
めんどくさいのはあなたの非難対象を考えられるパターンこちらで予想する行為です。貴方が明確に話せば不要になる行為ですから。
例えば「愚痴でもなんでもない問題を是正する行動」をすると何が「どう」なんですか?
ブログエントリ中での当初存在した問題は「他者の代弁をする越権行為」とか、「許可をだしながら能力によってアウトとされてしまうこと」といったようなことではないのですか?
それは否定されました。
他に何が?
個人が同一性保持権を行使することに何の問題が?
ベルヌ条約での同一性保持権以上を求めていることというなら、それは日本の著作権法の問題であって、個々人がそれ(日本の法)を行使することに文句を言う前の問題でしょう。
フェアユース大いに結構。私個人的には。
しかし日本でそれを否定されたからって「強権」のなんのと、非難するのも的外れでしょ。
「みくみくにしてあげるJASRAC登録するな糞が」とか行ってる人間が居た3年前と何も変わらない。
記事の突っ込みもコメントへの突っ込みも見ていて笑いしか出てこない
ただ揚げ足取ってるだけの所もあるしね
恣意的に捉えすぎだよなw
そうでもしないと擁護しきれないんだろうけど
ってかこんな擁護の仕方されて嬉しいのかね歌い手()とやらは
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